防犯カメラ情報発信 カメラの分類

目的別に選択しやすいように分類してみました。

· 防犯カメラ関連情報

防犯カメラや監視カメラと言われるものには、色々な形状、システム、機能の製品があります。これらの多種多様なカメラの中から、目的の製品を見つけるのは大変です。


そこで目的別に選択しやすいように分類してみました。

1,業務用(壁・天井固定式)
1-1.ボックス型 カメラの存在が判りやすいため、犯罪の抑止効果がある
1-2.ドーム型 一般に屋内の天井に設置し、広角レンズにより広範囲を監視しやすい
1-3.ダミーカメラ 安価で防犯対策が可能(撮影機能は無い)

 

2.家庭用(簡易設置)
2-1.据え置き型 見守りカメラなどと言われる監視カメラ。PTZ(パンチルトズーム)が可能
2-2.小型カメラ USB接続やWifi接続でパソコンやスマホで簡単に接続可能
2-3.ドライブレコーダー 今話題の車載用ドライブレコーダー
2-4.自作カメラ USBカメラ+ラズベリーパイによる自作システム

 

3.遊び心
3-1.隠しカメラ 超小型、ペン型、コンセント一体
3-2.特殊カメラ マイクロスコープ、360度カメラ、ドローンカメラ、水中カメラ
3-3.スポーツカメラ アクションカメラやウェアラブルカメラと言われるカメラ

 

 業務用に分類したカメラは、設置工事が必要な本格的な防犯・監視カメラという事で分類しました。


よくある分類として、屋外用、屋内用という分類方法もあるのですが、最終的には防滴・防水機能があるかどうかという機能分類になります。例えばドーム型の場合は、通常店舗やマンションのロビー、廊下などの室内でよく見かけますが、防水機能のある機種では玄関先や軒下などに設置することも可能です。


 その場合、屋外、屋内どちらにしても設置工事が必要なので業務用に位置付けしました。


 業務用といっても、もちろんご家庭用としてもご購入可能ですが、簡単に言うと費用がそれなりに掛かるという事です。

 家庭用というのは、お値段も手軽で主に設置工事が不要で室内に置くことを想定した機種の事です。室内用ですので防犯目的というより監視カメラまたは見守りカメラという位置付けになります。

 

 ドライブレコーダーをここに含めたのは、ここ最近のあおり運転や自動車事故の原因調査に「相当に役立つ」(※1)という事で需要が伸びており、性能も向上しています。


 単に車に設置するという通常の使い方以外にも、家庭用の簡易な監視カメラ代わりに使用する事も可能ではないかと考えています。

 

 USBカメラ+ラズベリーパイによる自作システムというのは、動画撮影、移動体撮影だけではなくタイムラプス撮影(低速度撮影)や顔認識(パターン認識)、エッジ強調、ヒストグラム解析、物体追跡や、今流行の機械学習なども可能です。家庭用監視カメラというより、遊び心に分類した方が良いかも知れません。

 

 遊び心というのを、防犯・監視カメラの分類に含めるのは不適切かもしれませんが、第3の目的(防犯や監視以外のカメラの使い方)という意味で挙げています。


 これからのカメラの需要を考えると、防犯・監視カメラという使い方だけではもったいない気がします。

 

 予算や目的を考慮して、最適な製品をチョイスしてください。