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防犯カメラや監視カメラの、夜間撮影の機能や撮影機能紹介

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防犯カメラや監視カメラを選択する場合、夜間撮影の機能や撮影機能は気になるところです。それらの機能について説明したいと思います。

★夜間撮影
 デイナイト機能
デイ(日中)とナイト(夜)で光の量が変動しても映像を撮影できる機能の事です。
日中の撮影は可視光線でカラー撮影します。この時赤外線カットフィルタで赤外線をカットして
画質の乱れを押さえます。逆にナイト(夜)では、赤外線をカットせずに暗闇の中でも撮影します。

 ICR機能(ICR:InfraredCutFilter)
IRカットフィルター(赤外線カットフィルター)とも言います。
カラー撮影時は赤外線をカットしてモノクロ撮影時(赤外線LED照射時)には機械的に赤外線
カットフィルタを外し夜間でも鮮明な映像を撮影する機能です。
デイナイト機能の実現方法の一つです。

 夜間撮影機能
夜間に撮影する機能として大きく2つあります。
・微光監視型 :少しの光を高感度で拾って夜間や暗い場所をカラー撮影することができます。
・赤外線暗視型:光源を必要とせず完全な暗闇の中でも鮮明な映像の撮影ができます。

 スマートIR機能(自動で赤外線光量を調整する機能)
被写体の距離に合わせて自動で赤外線を弱め、ハレーションを起こさず鮮明に撮影することが出来ます。
ハレーションとは被写体の周りが白くぼやけてしまうことです。

 

★撮影機能
 PTZカメラ
「レンズを動かせる物(=PTZカメラ)」と「そうでない物(=固定カメラ)」があります。

 

P(パン) ・・・レンズを左右に振る機能
T(チルト)・・・レンズを上下に振る機能
Z(ズーム)・・・映像を望遠(ズームイン)・広角(ズームアウト)で撮る機能

固定カメラでは、レンズを動かすことができません。
その代わり、通常PTZカメラよりも画角が広く(撮影範囲が広い)使い勝手が良いという利点があります。

 バリフォーカルレンズ(可変焦点レンズ)
バリフォーカルレンズとは、焦点距離を変化させることができるレンズの事です。
焦点距離の短いレンズほど画角が広くなり写る範囲が広がります。
焦点距離の長いレンズほど画角が狭くなり被写体が大きくなります。

 ワイドダイナミックレンジ (WDR)
非常に明るい領域と暗い領域が混在すると暗い領域にある物体はほとんど見えなくなってしまいます。
ワイドダイナミックレンジは、同一シーン内のさまざまな被写体に対し異なる露出を使用する技術などを
適用して、明るい領域と暗い領域の被写体が映るようにすることで、この問題を解決します。

 フリッカーレス
蛍光灯の明かりは電源の周波数に対応して点滅しています。これをフリッカー現象といいます。
カメラのシャッタースピードが早い場合、この点滅の周波数との関係で、画面が明るかったり
暗かったりちらついてしまいます。
フリッカーレス機能とは、露出をオートで調整してフリッカー現象を解消します。