目的に沿った防犯カメラや監視カメラにも形状や機能によって色々な呼び方があります。
まずは、カメラの呼び方毎にその特徴を整理したいと思います。
★カメラの種類
ドームカメラ
カメラを内蔵している黒い半透明ケースがドーム(半球)型で、カメラと気づかれにくい形状をしている。主に、リビングや事務所・お店などの室内に設置されている。
ボックスカメラ
折りたたみのできない箱型のカメラで、防犯カメラとして目立つ形状をしている。主に屋外に設置できるカメラで、不審者の侵入を未然に防ぐなどの防犯に役立つ。
ダミーカメラ
撮影機能のない防犯目的の形状をしているカメラ。本物と同じ外観を採用したりLEDの点滅機能など本格的な機種もある。ただし何かあった時には役に立ちません。
モジュラー型カメラ
カメラの本体部分となる”メインユニット”とカメラのレンズ部分となる”センサーユニット”の2つに分かれているカメラのこと
固定カメラ
レンズを動かせないカメラのこと
PTZカメラ
レンズを動かせるカメラで、P(パン)、T(チルト)、Z(ズーム)の略
全方位カメラ
1台のカメラで360度を撮影できる全方位カメラ。360度カメラともいう
防爆カメラ
「爆発を防ぐ構造」のカメラ
可燃性ガス等の存在する危険場所で使用する電気機器は着火源となり得る火花や熱を発しない防爆構造でなければならない
サーマルカメラ
サーマル(thermal:熱の)の名前の通り、熱を検知することのできるカメラ
車載カメラ
ドライブレコーダー
走行中常時記録し続けるタイプと、 大きな衝撃や急ブレーキ等異常事態を感知するとその前後15~30秒程度を記録するタイプの2種類がある
ライブカメラ
カメラをパソコンに接続し、ネットワーク上に風景などの映像をリアルタイムで配信するサービスのこと
Webカメラ(ウェブカメラ)
撮影された画像にアクセスできるリアルタイムカメラのこと。
広義にはライブカメラ(生中継カメラ)一般を指す。
ネットワークカメラ
有線や無線のLAN機能を持つビデオカメラの形態。Webカメラの一種。
防犯灯(LEDランプ)付きカメラ
防犯カメラ自体にLEDランプが付いて周りを照らし、街灯の役割も持つカメラ。
監視カメラ、街灯、不審者への威嚇(防犯)と3つの機能を併せ持つ。
人感センサー付きカメラ
人が近づくとセンサーライトが光る人感センサーライトは高い防犯効果が期待できる。
人感センサーという場合は、人や動物などの温度を検知する方式が主流。
モーションセンサー付きカメラ
動いている被写体と背景を識別して動いている物を検知する方式のカメラ。
人感センサーやモーションセンサーとカメラの撮影機能を組み合わせることで、人がいない場合や変化なない場合の撮影を止めてメモリやディスク容量を削減できる。
PoE対応ネットワークカメラ
PoEハブによりLANケーブルのみで(電源コンセントやACアダプタ無しで)動作するカメラ。
PoE(Power over Ethernet)給電機能 とは、イーサネットで使用するLANケーブルを利用して、接続するPoE対応機器に電力を供給できる技術。